グランパスくんJリーグマスコット総選挙4位の心境を直撃
19・20両日に結果が発表されたJリーグマスコット総選挙で、名古屋グランパスのグランパスくんは4位だった。コテコテの名古屋弁を駆使した公式ツイッターなど、選挙活動を振り返りながら4位という結果について、グランパスくん本人にその心境を聞いてみた。
「よーけ応援してもらったもんで!」
Jリーグのクラブマスコット全39体の頂点を決める同選挙。今年1位に輝いたベガルタ仙台のベガッ太が、20日に行われた集合写真でセンターポジションを飾った。 グランパスくんは2013年8位、2014年12位、2015年10位に続いて、今年は躍進の4位!グランパスくん本人に、この結果の感想を直撃した。 「てっぺん狙っとったもんで、順位は悔しいけど…でもファン・サポーターのみんなだけじゃなく、選手や地元の人たちにもよーけ応援してもらったもんで、今は幸せな気持ちの方が勝っとるんだわ。今年はぼくなりに精一杯やってかなかんと思っとります。何をやるかは…お楽しみだがね! 今回選挙を応援してくれたみんなにお願いしたいのは、ぼくにくれた声援を今度はチームによーけ送ってほしいんだわ!新しく生まれ変わったクラブを、ぼくと一緒に支えてちょう!よろしくなも!」 と、意気揚々とコテコテの名古屋弁で語ってくれた。
日本代表DFの吉田麻也も応援&投票
今年はツイッターのハッシュタグ付きツイートによる投票方法となり、1月26日にはグランパスくん自身も公式アカウントで登場。ユニークな本人画像と「でらガンバルがね!」「ありがとなも!」「なかよくしてちょう!」など、コテコテの名古屋弁でツイートを繰り返した。 10日には、元名古屋グランパスの選手で日本代表の吉田麻也が「ありがとうグランパス君。頑張れグランパス君。#グランパスくんJマスコット総選挙(原文ママ)」と、イラスト画像付きで投票ツイートを投稿。1100を超えるリツイートを記録していた。 それらの効果もあってか、今回は4位。グランパスくんのマネージャーである広報の三宅彩香さんは「昨年度の総選挙10位という結果を受けて、グランパスくんは昨年“愛されたいマスコット宣言”を発表し、ブログで活動の報告をするなど、精力的に活動を続けてきました。今回の4位という順位は、そんなグランパスくんの日々の活動が徐々に地元愛知県を中心に、ファン・サポーターの皆さんに届いている証拠だと思います。グランパスくんにはもっと自信を持ってもらい、今年もさらに頑張ってもらいたいですね」と話す。 反響が多かった期間限定の公式ツイッターは継続未定だが、公式ブログでは引き続き活動報告などをするとのこと。マスコット自体が試合をするわけではないが、ホームゲーム開催時の飲食ブースやイベントと同様に、マスコットグリーティングも試合全体を盛り上げる要素の一つだ。 27日には今シーズンのJリーグが開幕する。露出が増えるであろうグランパスくんの活躍(と名古屋弁のコメント)に注目したい。 (編集プロダクション エディマート)