「やっぱり強いNボックス」 22カ月連続トップ 年度でも3年連続首位 3月の軽・新車販売
注目モデルの動き
2023年5月より販売を開始した三菱デリカ・ミニは、基本コンポーネントを共用する既存のeKシリーズとの合算で8172台を売り上げて第6位にランクイン。また、マイナーチェンジを実施した日産デイズは前年同月比12.1%増の6256台を販売して第8位に、生産の強化を図ったスズキ・ジムニーは同15.0%増の4437台を登録して第9位に入った。 一方、軽EVのカテゴリーでは日産サクラが同11.8%増(3228台)と復調したものの、三菱eKクロスEVは同81.2%減(291台)と低迷。 対して、2023年12月に大幅改良を図って電動系コンポーネントを刷新し、車名もミニキャブ・ミーブから改名した三菱ミニキャブEVは、同155.3%増の388台を達成した。 なお、登録車と軽自動車を合わせた3月期の車名別ランキングのトップ5は、ホンダNボックスが8カ月連続での首位に立ち、以降はトヨタ・カローラ/スズキ・スペーシア/トヨタ・ヤリス/日産ノートの順で続く。月間販売台数1万台超えは、前月から2車種増えて7車種となった。 一方、2023年度の軽自動車の車名別ランキングは、唯一20万台超えを成し遂げたホンダNボックスが9年連続での首位につき、以降はスズキ・スペーシア/ダイハツ・タント/スズキ・ハスラー/ダイハツ・ムーヴの順で並ぶ。 また、登録車と軽自動車を合わせた2023年度の車名別ランキングは、ホンダNボックスが3年連続でのトップに輝き、以降はトヨタ・ヤリス/トヨタ・カローラ/スズキ・スペーシア/ダイハツ・タントの順位となった。
大貫直次郎(執筆)