小芝風花の“競合への移籍”所属事務所はまだ認めず…売れっ子退所でオスカーはまた冬の時代か
2012年にドラマデビューし、今では数々の作品で主演を務めるなど、事務所イチの売れっ子に成長した俳優は、年内で所属事務所から独立、移籍することになるのか――。大手芸能プロのオスカープロモーションから12月末で退所すると、「週刊文春」に報じられた小芝風花(27)。 【写真】みちょぱに見えるが……安達祐実です 小芝の退所は5月末発売の写真週刊誌「FRIDAY」(2024年6月7.14日号)でも報じられ、これで2度目となる。 「退所の原因として有力なのが、仕事の問題。事務所が受けてくる仕事と本人が希望する仕事にギャップが生まれたためと報じられています。ここ数年はドラマやバラエティー、CMと出ずっぱり状態で、多くの作品で主役を務めるなど今最も脂がのっている俳優ですが、その一方で“働かせすぎ”が度々指摘されてきました」(芸能ライター) 今回、年末の退所が報じられた理由として2つのことがあげられている。 「オスカープロと小芝は3年契約で、12月31日で契約が切れることになっています。さらに、オスカーの若手俳優が勢ぞろいする年末恒例イベント、晴れ着撮影会が今年は今月10日に行われましたが、売れっ子の小芝が不参加だったことも退所説に拍車をかけています」(前出・芸能ライター) 小芝は退所後、独立ではなく、大手芸能プロのトップコートに移籍すると報じられている。 「小芝が、2020年4月期の日本テレビ系の連ドラ『美食探偵 明智五郎』で共演したのがトップコートに所属する俳優の中村倫也でした。このドラマがきっかけで2人は親しくなり、小芝は色々とプライベートな相談をしていたといいます」(週刊誌記者) トップコートは中村のほかに、松坂桃李(36)、菅田将暉(31)、木村佳乃(48)、杏(38)、趣里(34)といった人気俳優を抱える大手プロだ。もし小芝の移籍が事実だとすれば、オスカーへの打撃は計り知れないが……。 大阪府堺市出身の小芝は、中学2年のときに、『イオン×オスカープロモーション ガールズオーでション2011』で、全国約3万5000人の中からグランプリを獲得。オスカープロに所属し、翌12年にフジテレビ系のドラマ「息もできない夏」でデビュー。その後、次々にドラマ出演を果たしている。だが、露出の多さから“ゴリ押し女優”と揶揄されたことも。 19年には、NHKドラマ「トクサツガガガ」で連ドラ初主演。今年だけでも、フジテレビ系「大奥」や日本テレビ系「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」ほかで主演を務め、来年のNHK大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」出演も決まり、人気女優の座を確立している。 ■濃厚と言われる退所で事務所のダメージは? 「4年前にオスカーを退社した剛力彩芽に一時、事務所の“ゴリ押し”が目立ったように、オスカーは実績で得た力でイチ押しの女優を猛プッシュし、スターに押し上げていくというプロモーションを得意としています。そのため、他の大手プロからやっかみや反感を買い、嫌がらせに近いことをされてきていますが、後藤久美子が国民的美少女として大ブレークしてからはそういったことはなくなった。その代わりに、芸能関係者からオスカーのネガティブ情報が頻繁に流れるようになったのです」(前出・週刊誌記者) 19~20年にかけて、米倉涼子(49)や忽那汐里(31)、剛力彩芽(32)、岡田結実(24)、堀田茜(32)が相次いで退所した際、美の総合商社として一時代を築いたオスカーが終わったと囁かれたことも。そんなオスカーの救世主と言われたのが小芝だった。主力俳優に成長した小芝が、他の有力プロに移籍するのはただ事ではないだろう。 「小芝とオスカーの契約はまだ切れてませんから、もしトップコートがオスカーに仁義を通さず、水面下で小芝に接触していたととしたら、業界的にご法度とされる"引き抜き"ととられてもおかしくありません。ただ、オスカー的には今小芝に抜けられたところで、売り上げ的にはそれほどダメージはないというのです」(前出・芸能ライター) オスカーに近しい関係者はこう話す。 「小芝が契約更新をするか、退所するかは実は今のところまだ決まっていないのです。今月下旬には話し合いがもたれ、決着がつくと思われます」 一部で小芝の移籍は濃厚とされているが、どんな結末を迎えることになるのか。 (本多圭/芸能ジャーナリスト) ◇ ◇ ◇ 人気女優となった小芝の出演ドラマに、陰りが見られる原因は何か? 関連記事【もっと読む】「フェルマーの料理」低視聴率は小芝風花のせい? 志尊淳&高橋文哉が“無罪放免”のナゼ…で報じている。