【中継】東京市場きょう大発会で続落スタート 今年の相場は「辰巳天井」に期待!「金利のある世界」広がる見通しで注目の1年に
FNNプライムオンライン
東京株式市場では、2025年最初の取引が始まりました。 日経平均株価は、節目の4万円を前に値下がりする展開となっています。 東証アローズから、フジテレビ経済部・福井慶仁記者が中継でお伝えします。 初取引は売りが広がる展開となり、平均株価は500円以上値下がりして、6日午前の取引を終えました。 最初の取引となる大発会を迎えた東京市場は、年末年始のアメリカ市場で主な株価指数が値下がり基調をたどった流れを引き継ぎ、売りが広がりました。 2025年は巳年ですが、相場格言では2024年の辰年と合わせて「辰巳天井」と言われ、相場が天井をつけやすいとされています。 戦後これまでに6回あった「巳年」で、平均株価が上昇した年と下落した年の勝敗は、4勝2敗となっています。 2025年の焦点は、トランプ新大統領の経済政策で、関税強化が波乱要因となる可能性が指摘されています。 一方、2025年は日銀が追加の利上げに踏み切り、「金利のある世界」が広がる見通しです。 物価高を上回る賃金上昇が実現して景気がうまく回り出せば、4万3000円台もありうるとの期待の声も上がっています。 天井をつける勢いがみられるのか、注目の1年となります。
フジテレビ,経済部