『おむすび』“ナベさん”緒形直人、おむすびを頬張る姿にネット感動「涙とまらん」
橋本環奈が主演を務める連続テレビ小説『おむすび』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)の第10週「人それぞれでよか」(第50回)が6日に放送され、 “ナベさん”こと孝雄(緒形直人)が防災訓練の炊き出しに姿を見せると、ネット上には「涙とまらん」「感動」「グッときた」などの声が寄せられた。 【写真】「グッときた」 ナベさん(緒形直人)を見守る美佐江(キムラ緑子) 結(橋本)は、翌日に迫ったこども防災訓練用の炊き出し準備を終えて、家で愛子(麻生久美子)と一息つくが、そこに聖人(北村有起哉)が帰ってきて、防災訓練の全体打ち合わせに結も参加するよう促す。 打ち合わせで結は、炊き出しの人数が足りないので手を貸してくれる人がほしいと話す。すると聖人は孝雄に声をかけてみたいと提案。しかし打ち合わせに参加していた美佐江(キムラ緑子)は、周囲との関わりを絶っている孝雄について「いや、あかん。あの人、当てにならん」と言い放つ。 そして迎えたこども防災訓練の当日。会場にはたくさんの地域住民が参加する。結や専門学校の仲間たちが炊き出し用のおむすびやけんちん汁を参加者に振る舞っていると、そこに孝雄がやってくる。 聖人をはじめ商店街の面々が驚いていると、美佐江は「うちが声かけた!」と告白。美佐江は、震災直後の避難所で娘の菜摘(田畑志真)が便秘で苦しんでいたところ、孝雄が買い置きしていたワカメを持ってきてくれたことについて「お礼言うたんよ。今さらやけど。“あの時、菜摘をありがとね”って」と打ち明ける。 菜摘は孝雄を見つけると「母から聞きました」と声をかけ「ホンマにありがとうございました」と頭を下げる。そばにいた結は「これ、食べてみてください」とワカメのおむすびを孝雄に差し出す。結から「美味しいもん食べたら、悲しいこと、ちょっとは忘れられるけん」と言われた孝雄が、黙々と炊き出しのおむすびを噛みしめる。その様子を離れた場所から、商店街の面々が見守るのだった…。 娘の死から立ち直れず、周囲との関わりを避けてきた孝雄。そんな彼が一歩を踏み出す姿が描かれると、ネット上には「号泣してまうやんか」「泣いちゃった…」「涙とまらん」といった声や「美佐江さんがナベさんに声掛けたのも感動」「なんかグッときたわ」などのコメントが続出していた。