群馬クレインサンダーズの五十嵐圭が退団へ「必ず優勝してくれると信じています」
群馬クレインサンダーズは6月30日、五十嵐圭が契約満了のため退団することを発表した。なお、移籍先は決定しているため自由交渉リストには公示されず、後日移籍先クラブより発表されるとのこと。 新潟県出身の五十嵐は、180センチ73キロのポイントガードで、田臥勇太(宇都宮ブレックス)とともにリーグ最年長世代の現在44歳。2003年に入団した日立サンロッカーズ(現サンロッカーズ渋谷)では、2006-07シーズンのキャプテンを務めるなどして活躍した。その後、トヨタ自動車アルバルク(現アルバルク東京)、三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ(現名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)を経て新潟アルビレックスBBに入団。2018-19シーズンには新潟を中地区優勝へと導いた。群馬には2021年に加入すると、2023-24シーズンは24試合の出場で、1試合平均0.8得点を記録した。 今回の発表に際し、五十嵐はクラブを通じて以下のようにコメントしている。 「Bリーグ2023-24シーズンをもって群馬クレインサンダーズを退団することになりました。在籍3年間、ご支援、ご声援をいただいたパートナーの皆さま、関係者の皆さま、ファンの皆さま、ありがとうございました。 3年前、新たな挑戦をしに強い覚悟をもって群馬の地に来ました。しかし、自分自身が思い描いていた結果を残すことはできませんでした。ただ、この3年間クラブを取り巻く環境は劇的に変化しました。ホームアリーナ、オープンハウスアリーナ太田の完成。コート上から見る景色、アリーナ内に響き渡る大歓声は想像以上のものがあり、群馬県や太田市にバスケットボールが根付いてきたことを感じることができました。 そして、当時からベテランと言われていた自分をクラブへ誘ってくれた吉田GMには感謝しています。心残りなのは、吉田GMとともに優勝をするという入団時にした約束を果たせなかったことです。私はこのクラブを離れますが、今後必ず優勝をしてくれると信じています。その為にはクラブに関わっているすべての皆さまの力が必要です。引き続き、群馬クレインサンダーズへのご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。 群馬での3年間は今までにない沢山の経験をし、人間としてもバスケットボールプレーヤーとしても成長させてもらいました。バスケットボールプレーヤー五十嵐圭の挑戦はまだ続きます。また皆さまに会える日を楽しみにしています。3年間、本当にありがとうございました」
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