SAPIXをオススメしたい人

『SAPIX、日能研、四谷大塚、早稲田アカデミー 中学受験4大塾でがんばるわが子の合格サポート戦略』より

・親がサポートできる(家庭教師や個別指導塾でも可) ・競争意識がある ・優等生タイプである まず、「親がサポートできる」について。SAPIX は宿題の量も多く、お子さん1人でスケジュールや教材の管理をすることが難しい塾です。また、問題のレベルが高いことから、勉強中にわからない問題に出くわすこともあります。 そういった時に、しっかり解決するためのサポートが必要です。親御さんが手取り足取り教えることができればいいのですが、5年生以上になると大人でも理解するのが難しい問題もあります。家庭教師や個別指導塾で見てもらえたらいいのですが、費用がかかるので、なかなか難しい方もいると思います。いずれにせよ、手厚いサポートができるご家庭でないと、SAPIX でうまく成績を伸ばすことは難しいでしょう。 次に、「競争意識がある」について。SAPIX は、毎月のようにクラス変動があるとお伝えしました。多いところで20 クラスある校舎もあり、毎回のテストでクラスが変わるのも珍しくありません。つまり、毎月、クラスが上がったり下がったりするストレスと戦わなくてはいけません。 中には、クラスが落ちてやる気をなくしてしまうお子さんがいることも事実です。そのため、常にクラスアップを目指してがんばり、クラスアップを喜び、クラスダウンを悔しがるように、感情をバネにできるお子さんがうまくいきやすいのです。 最後に、「優等生タイプである」について。つまり、「宿題を素直にしっかりこなすことができる」ということです。親御さんが学習スケジュールを作成するのは必須のサポートですが、それができたとしても、スケジュール通りに進める真面目さと学力がないとうまくいきません。スケジュールにもよりますが、宿題をこなすために必要な能力が他塾より高いのがSAPIX です。宿題の量が多いので、物事をスピーディーにこなせるタイプのお子さんが向いていると言えるでしょう。