重賞初制覇に燃える… アスクコンナモンダ、6度目挑戦へ2日前追い切りで上々【京都金杯】
◇3日 「第63回京都金杯」(G3・5日・中京・芝1600メートル)追い切り 馬も人も重賞初制覇に燃えている。今回が6度目の重賞挑戦となるアスクコンナモンダが、レース2日前に追い切りを敢行。6歳となったが、活気あふれる動きをアピール。栗東坂路を馬なりで4F53秒5―38秒9―12秒4と上々の時計をマークした。 「短期放牧を挟んで、順調な仕上がりを見せ、変わらず調教ではよく動けています」と福永助手は調教内容を高評価。前走のキャピタルSは5着止まりだったが、ゴール前で挟まれる不利がなければ、もっと際どかった。今回の中京マイルは5戦4勝と得意にしていて、2走前に勝ったポートアイランドSもこの舞台。これまでの重賞は、昨年3月のダービー卿CTでの3着が最高だが、好相性の条件だけにそれ以上を期待したくもなる。 手綱を取るのは、今週から2月末まで短期免許で騎乗するルメートル。2日にフランスから来日したばかりとはいえ、3日に栗東トレセンに姿を見せた。日本で騎乗するのは2度目。昨年も同じ時期に来日して2カ月で16勝を挙げたが、重賞勝利はなく、京都金杯の4着(アヴェラーレ)が最高だった。 この日、アスクコンナモンダの調教にはまたがらなかったが「いい馬だということは聞いています。去年は初めてだったので、いろいろと覚えないといけないことが多かったが、今回は経験したことが生きてくるはず。たくさん勝ちたいですし、重賞もチャンスがあれば勝ちたい」と意気込んだ。昨年のフランスリーディングで6位と、トップ10入りしている名手ルメートルが、コンナモンダを重賞ウイナーへと導く。
中日スポーツ