帝京大が7トライで明大破る 5勝1敗でV4に望み 青木主将「仕掛けようという気持ちを出すことができた」全勝は早大のみ/関東対抗戦
関東大学ラグビー対抗戦(17日、帝京大48-28明大、秩父宮)序盤にトライを重ねた帝京大が5戦全勝だった明大に土をつけ、対抗戦4連覇に望みをつないだ。帝京大、明大ともに5勝1敗で、全勝は開幕5連勝の早大のみとなった。次戦で帝京大は筑波大(30日、秩父宮)、明大は早大(12月1日、国立)と対戦する。 帝京大は前半6分、ラインアウトからの左展開でWTB生田弦己が先制トライ。14分にはLOカイサ・ダウナカマカマ、23分にはFL青木恵斗主将がトライを重ね、21-0とリードした。明大に1トライを返されたが、そこから2トライを加え、前半は帝京大が33-7とリードする、予想外の点差で折り返した。 後半は互いに2トライずつを取り合い、終盤に帝京大は1PGも追加。明大は終了間際にラインアウトからのモールを押し込んでHO金勇哲が意地のトライを決めたが、7トライを奪った帝京大が、前戦で早大に完敗した悪い流れを断ち切る勝利を挙げた。 青木主将は「早大に負けたゲームを見直したが、個人個人で戦ってしまい、チーム力がなかった。自分たちから仕掛けようという気持ちを最初から出すことができた」と話した。