山口茜選手(写真：アフロ)

◇バドミントン 熊本マスターズジャパン2024(17日、熊本県立総合体育館) 女子シングルス決勝では、世界ランク4位の山口茜選手が同8位のパリ五輪銅メダリストであるインドネシアのグレゴリア マリスカ・トゥンジュン選手と激突。2-0(21-12、21-12)で下し、大会を制しました。 【画像】8月にはジャパンオープンで4度目の優勝を飾った山口茜選手 第1ゲームは序盤から主導権を握り先取。鮮やかなネットプレーには、客席から大きな拍手が起こります。第2ゲームはいきなり3失点からのスタートとなりましたが、一気に6連続ポイントで逆転。14-11から相手のスマッシュを飛びついて返し、ポイントを奪取。スーパープレーでわかせます。そのまま中盤以降突き放して、大会を制しました。 山口選手は試合後、「とってもうれしいです」と笑顔。「エースショット拾い切れていなかったんですけれど、2ゲーム目終盤に何本か触れるようになって、なんとか返るようになって、よりプレッシャーをかけられた」と振り返りました。これで山口選手は、8月のジャパンオープン以来の優勝。日本開催での試合に「本当に私自身も応援がパワーになるっていうことを実感している」と語り、「今年は特に日本開催での国際大会で優勝しているということで、声援が力になっていることを実感して感謝しています」とファンに感謝を伝えました。 その他、女子ダブルス決勝では、福島由紀・松本麻佑組が中国ペアに敗れ準優勝。男子ダブルス決勝では、保木卓朗・小林優吾組がインドネシアペアにフルゲームの末に敗れ準優勝に終わりました。