西本選手がサプライズ登場 バドミントンのパリ五輪代表、伊勢でスポ少イベント 三重
【伊勢】三重県伊勢市出身でパリ五輪バドミントン男子シングルスに日本代表として出場した西本拳太選手(30)=ジェイテクト=が22日、同市小俣町の三重電子スマイルアリーナ小俣で、市内のスポーツ少年団の交流イベントにサプライズで登場し、子どもたちと触れ合った。 イベントには、市内で活動する野球やサッカー、バドミントンなど17団体に所属する小学生ら約300人が参加。レクリエーションの「〇×クイズ」で、「伊勢市小俣町からパリ五輪に出場した選手の名前は」との問題に合わせ西本選手が登場すると、歓声と拍手が起こった。 西本選手は、子どもらの声援を受け、シャトルで的を狙うデモンストレーションやラリーを披露。質問コーナーでは、好きな食べ物や色など、子どもたちの問いに応えた。バドミントンクラブに所属する上野小6年の山本陸翔さんは「会えてうれしい。西本選手みたいに速いスマッシュが打てるよう頑張りたい」と笑顔で話した。 最後に西本選手は「子どもの頃の楽しい気持ちを思い出し、パワーをもらった。夢を持って、一日一日を大切に頑張って」と呼び掛けた。