どんな由来があるのか知ってる? バイクにまつわる専門用語
どんな由来を持ってるの? バイクにまつわるさまざまな専門用語
バイクに乗り続けている間に、知らず知らずのうちに「バイクならではの専門用語を使うようになっていた」という人は多いと思います。しかし、その用語の語源や由来を気にしたことはほとんどないかもしれません。 【画像】気になるバイク用語の由来を画像で見る(10枚) バイク用語の中には、バイクには関係なさそうな、ちょっと変わった言葉も存在します。 ではバイクにまつわる単語には、どういった由来があるのでしょうか。数おおくあるバイク用語から、いくつかピックアップして紹介します。
●アンコ抜き 「アンコ抜き」とは、バイクのシートの中に入っているポリウレタンなどのクッション材を削り取り、シートの形状や厚み変えること。 ライダーの体格に合わせて座り心地を改善することができ、シートが低くなるので足つきに不安がある人にとってメリットが大きいカスタムです。和菓子に使われる「あんこ」をクッション材にみたてた事が語源といわれています。 ●千鳥走行 「千鳥走行」は、マスツーリングなど大勢で公道を走る際に、2列になり左右のバイクが互い違いになって走行すること。 小さくまとまって走行でき、全体の状況を把握しやすくなる上に、バイク同士の車間距離を一定に保てるメリットがあります。千鳥の足跡のように交互に並んで走る見た目から、そのように呼ばれるようになりました。 ●ヘアピン 「ヘアピン」とは、U字に折り返すように曲がるコーナーのきついカーブのことで、ヘアピンカーブの略称です。 円を描くように急激に曲がるカーブの形が、髪留めのヘアピンに似ていることが語源となっています。 ●クォーター 「クォーター」は、排気量250ccのバイクのことで、英語で4分の1を意味する言葉。排気量1000ccのバイクの4分の1が250ccにあたるため、このように呼ばれるようになりました。 ●エンスー 「エンスー」は、バイクやクルマにとても詳しく情熱を注いでいる人のこと。 英語の「エンスージアスト(Enthusiast)」が語源で、直訳すると熱心な人、愛好者などの意味があり、略してそう呼ばれるようになりました。