F1ベルギーGPが31年まで「ローテーション契約」 新レース開催へ布石
【AFP=時事】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)のベルギーGPが8日、2026~31年の6年間のうち4年間レースを開催する「ローテーション」契約を結んだ。 【特集】写真で振り返るF1の歴代マシンと懐かしの風景 これにより収容人数を1万人増やすために二つのグランドスタンドが追加されたスパ・フランコルシャンでは、26年、27年、29年、31年にレースが開催されることになる。28年と30年はベルギーGPが日程から外れて別の場所でのグランプリ開催となるが、会場は未定となっている。 ザントフォールト・サーキットでのオランダGPは26年に終了となるが、主催者側はその延長を求める可能性があり、開催国として歴史を持つフランスやドイツは今年のカレンダーには含まれていない中で復帰を目指している。また2001年を最後に開催から遠ざかっているトルコが、今回の契約で空いた枠に戻る可能性もある。 一方、欧州以外ではルワンダが首都キガリ近郊に新サーキットを計画しているが、開催は早くても28年以降になるとみられている。アジアではタイがグランプリ開催に興味を示している。【翻訳編集】 AFPBB News