【カージナルス3－5ブリュワーズ】＠アメリカンファミリー・フィールド

7回裏に逆転3ランを放ったブリュワーズのリース・ホスキンス（MLB Advanced Media）

　日本時間5月12日、ナ・リーグ中地区の首位に立つブリュワーズは本拠地アメリカンファミリー・フィールドでのカージナルスとの同地区対決4連戦の3戦目を迎え、5対3で逆転勝利。これで3連勝となり、あすの最終戦を残して4連戦の勝ち越しを決めた。ブリュワーズ2番手のホビー・ミルナーが今季初勝利（0敗）を挙げ、4番手のトレバー・メギルは4セーブ目を記録。カージナルスは逆転負けで7連敗となり、痛恨の一発を浴びた3番手のアンドリュー・キットリッジが2敗目（0勝）を喫した。 【動画】ブリュワーズのリース・ホスキンスが9号逆転3ランを放つ（MLB.comより） 　ブリュワーズは3回裏二死満塁からジェイク・バウアーズの押し出し死球で1点を先制。5回表にラーズ・ヌートバーの2点タイムリーで逆転され、6回表にノーラン・ゴーマンのタイムリー二塁打で1対3とリードを広げられたが、6回裏一死満塁からゲーリー・サンチェスの押し出し死球で1点差に詰め寄った。そして、7回裏に二死2・3塁のチャンスを作り、リース・ホスキンスがセンターへの9号3ランを放って逆転に成功。抑えのメギルが9回表二死から連打でピンチを招いたが、ノーラン・アレナドをレフトライナーに仕留め、5対3で勝利した。 　カージナルスのヌートバーは「2番・中堅」でスタメン出場し、5回表に一時逆転となる2点タイムリーを放つなど、5打数3安打2打点の活躍。今季26試合目の出場でようやく初のマルチ安打を記録し、一気に1試合3安打をマークした。ただし、その活躍もチームの勝利にはつながらず、7連敗で今季ワーストの借金9。首位ブリュワーズとのゲーム差も今季最大の9に広がった。ヌートバーの今季の打撃成績は打率.198、出塁率.294、OPS.648となっている。