山本由伸登板試合の開始時間が前日に急きょ変更、試合観戦免除「試合の途中に球場を去って、ホテルに戻る」
ドジャース・山本由伸投手(25)が先発する26日(日本時間27日)の敵地・レッズ戦の試合開始時間が、現地時間午後1時40分(同午前2時40分)開始から、午後0時10分(同午前1時10分)に変更された。同日のシンシナティ周辺は、午後から雷を伴う豪雨の予報となっており、試合時間が早まった。 【レア写真】試合前にダルと変化球の握りを相談ショット 試合前にメディアに対応したロバーツ監督は「(時間変更は)非常に賢明な判断だと思う。山本が予定通り先発する。すでに、本人には伝えてあるので、今日の試合の途中に球場を去って、ホテルに戻ることになる」と語り、メジャーでは先発投手も試合をベンチで観戦することがほとんどだが、登板に備えてコンディション調整を優先することになった。 25日(同26日)午後6時の時点で、26日の予報は、午後2時から雷雨の予報。降水確率は午後3時に81%、午後4時に74%となっている。「1時間半早めることで、天候が悪化する前に試合が出来るだろう。雲と雲の間に隙間があるようだから」と指揮官。3連戦最終戦の成立を願った。 山本は、登板前日のルーチンワークとなっている遠投や強めのキャッチボールなどを行い、フィールドを引き上げる際には、入場したファンに手を振る場面もあった。山本はデビューからここまで10試合に登板。5勝1敗、防御率3・17の成績を残している。自身6連勝を狙うマウンドになる。 ここまでデーゲームは、ともに午後3時以降開始の薄暮試合だったとはいえ、4月6日(同7日)の敵地・カブス戦(午後3時5分開始)と、4月25日(同26日)の敵地・ナショナルズ戦(午後4時5分開始)の2試合に先発し、2勝0敗で、防御率は0・00。被打率は1割7分1厘と得意にしている。指揮官からの”早退許可”を経て、自身の渡米後最も早く始まる試合に備える。
報知新聞社