向田邦子作、石井ふく子演出の「花嫁-娘からの花束-」主人公・片倉ちよ役は久本雅美
「花嫁-娘からの花束-」が、来年6月に東京・三越劇場で上演される。 「花嫁」は、直木賞作家で脚本家の向田邦子が、「渡る世間は鬼ばかり」で知られるプロデューサー・石井ふく子からTBS日曜劇場への書き下ろしを依頼されて執筆し、1977年に放送されたドラマ。同作はその後もたびたびテレビドラマ化、舞台化が行われてきた。今回は久本雅美が主人公の片倉ちよを演じるほか、出演者には小林綾子、上脇結友、瀬戸摩純、丹羽貞仁、羽場裕一が名を連ねている。演出を手がけるのは石井。 夫の七回忌を迎え、還暦を過ぎたちよは、漠然と今後の人生をどう過ごすべきか考えていた。法事に集まった家族も、母の身の振り方や実家の立ち退き料などの動向を気にしている。そこに突然、ちよに縁談話が持ち上がって……。なお本作は三越劇場のほか、全国で上演される予定となっている。 ■ 花嫁-娘からの花束- 2025年6月 東京都 三越劇場 □ スタッフ 作:向田邦子 演出:石井ふく子 □ 出演 久本雅美 / 小林綾子 / 上脇結友 / 瀬戸摩純 / 丹羽貞仁 / 羽場裕一 ※全国公演あり。