「殺傷自体が目的か」“30秒未満の犯行”中学生2人殺傷事件で広がる不安 男が逃走中
事件との関連は不明ですが、警察は、現場の北約120メートルにある自動車販売店の敷地から、たばこの吸い殻を回収しています。事件後に、不審な人物の目撃情報があったということです。 現場周辺では警戒が続いています。 近隣小学校の校長 「朝から『登校不安で欠席します』という子どもが現在20名以上、不安で休みという連絡は受けています。教職員を各通学路に配置をして、地域の方、PTAにも呼び掛けながら、子どもたちの登校を見守っている状況」 子どもを迎えに来た保護者は…。 保護者 (Q.いつも迎えに来ている) 「いつもは1人で帰るが、きょうは学校から連絡が来て、送り迎えするように言われたので、仕事も早めにあがって迎えに。やっぱり『怖い』ってみんな言っていますし、クラスの子が結構休んでいたみたいなんですよ。怖いので」 「怖いことがあったので、きょうは車で。連絡網はまわってきました。『不要不急の外出はしないように』と」 現場の店舗は普段から学生も多かったといいます。 保護者 「若い人も多いし年齢層は幅広い。40代50代も見かける。時間を有効に使えるではないけど、勉強している学生を見かけたり」 事件との関連は分かりませんが、こんな声もありました。 女子児童の母親 「(小2の娘が)遊ぼうと公園行ったら、刃物を持った人がいたから違う公園に行ったと言っていた。14日の午後1時から午後5時まで遊んでいたので、その間に見た。男の人で、横に女の人もいたそうです。娘は今まで見たことがない人というふうには言っていた。男の人は、娘はパパよりちょっと上くらいと。主人が35歳で、それより上くらいなので35~40歳の間かな。100均とかに売っている包丁とかとあまり変わらない大きさで。でもそのまま裸で置いてあって、横にカバーも置いてあったと」 (Q.警察に通報は) 「しました」 刺した男と女子生徒の間に面識があるかどうかは分かっていません。警察は、2人が無差別に襲われた可能性もあるとみて捜査しています。 16日夜、亡くなった中島さんの通夜が営まれ、多くの人が弔問に訪れました。