2024年の「おせち」の予算はいくら?「手作り」と「出来合い」の平均予算とは?
お正月といえば「おせち料理」を食べるご家庭が多いのではないでしょうか。しかし、年末年始における帰省や、お年玉の用意などの出費がかさむため、できればおせちの予算をなるべく抑えたいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。 おせち料理を用意する方法としては、材料を購入して自宅で手作りをするか、お店で注文して出来合いのものを食べることが一般的です。 今回は、おせち料理において「手作り」と「出来合い」のどちらのほうが節約につながるのかを解説します。
「おせち」を手作りする場合の平均予算
株式会社ロイヤリティマーケティングが行った「おせちに関する調査」によると、おせちを手作りする人の割合と、出来合いのものを食べる人の割合は、以下の通りになりました。 ●おせち料理を一部手作りする人:52% ●おせち料理を完全に手作りする人:15.5% ●重箱入りおせちを購入する人:32.6% 一部手作りする人を含めて、おせち料理を手作りする人の割合の合計が67.5%と、出来合いのものを食べる人よりも多いことが分かりました。 また、株式会社ぐるなびが行ったおせち料理に関する調査によると、手作りする場合にかける予算については、表1のような結果となりました。 表1
※株式会社ぐるなび「おせちはお取り寄せ派?手作り派?予算は?85%の方が「おせち」を購入している!現状を徹底調査しました。」を基に筆者作成 完全手作りの場合も一部手作りの場合でも、1万円未満が多いことが分かりました。 おせちを手作りしたいと考えている人の意見のなかには「料理が好きだから」「好みの味付けにできるから」などがありました。節約ができるという理由以外にも、おせち料理を作る過程を楽しんでいる人も多いようです。 ■「おせち」を購入する場合の平均予算 前述の通り、出来合いのおせち料理を購入している人は32.6%いることが分かりました。株式会社ぐるなびが行ったおせち料理に関する調査を基に、おせちを購入する際にかけた予算については、表2の通りです。 表2