インバウンドで需要が高まる「全国通訳案内士」は国家資格?仕事内容や年収、必要なスキルは? 「通訳」との違いも解説
※国土交通省観光庁「通訳案内士に対するアンケート調査 集計結果まとめ」を基に筆者作成 アンケートによると、全国通訳案内士の資格取得者で、専業で通訳案内士として働いているのはわずか7.6%で、未就業が51.1%、兼業が41.3%と、資格取得をしたものの仕事に就いていない人が半数以上となっています。 なお、1日1案件あたりの平均報酬は、1万5000円~2万円未満がもっとも多く、次いで2万円~3万円となっています。
全国通訳案内士は国家資格で、日本の魅力を外国人に伝える「おもてなしのプロ」
全国通訳案内士は、観光庁が行っている資格試験に合格した人だけが名乗ることができるインバウンドに対応できる知識をもった通訳案内士です。 全国通訳案内士は専業で従事している人の割合が少ない傾向にあるため、年収は1万円未満~500万円以上の人までさまざまです。とはいえ、観光庁もインバウンドの受け入れ態勢を整えるために全国通訳案内士の活用を推奨しており、今後も訪日外国人が増えてくるようであれば、需要の高まりとともに年収が上がっていくことも考えられるでしょう。 出典 日本政府観光局 全国通訳案内士試験概要 国土交通省観光庁 通訳案内士に対するアンケート調査 集計結果まとめ 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部