錦織圭 6年ぶり大会Vならず 第1セット奪取も香港OP準優勝【男子テニス】
◇香港テニスオープン 男子シングルス(香港、12月30日~1月5日) 男子テニスの香港オープンの男子シングルス決勝が5日行われ、元世界ランキング4位の錦織圭選手(現在世界ランク106位)が約6年ぶりとなる決勝に臨むも、悲願の優勝とはなりませんでした。 【画像】全豪オープンに出場予定の錦織圭選手 この日の決勝では世界ランク67位のアレクサンドル・ミュレ選手(フランス)と対戦。 第1セットは第5ゲームでこの試合初めてブレイクに成功すると、第6ゲームでは3連続でポイントを奪うなど、このセットを6-2で奪取します。 しかし第2セット、最初のゲームを1ポイントも奪えず取られると、このセットは完全に相手に主導権を取られ、1-6で奪われます。 セットカウント1-1で迎えた第3セットは長いラリーが繰り返され、互いに譲らぬ展開に。しかし第7ゲームで連続ポイントを奪われ3―4と相手にリードを許すと、第8ゲームも落とし後がなくなります。 第9ゲームに巻き返しを見せたい錦織選手でしたが、ここも奪えずセットカウント1-2(6-2、1-6、3-6)で敗戦。錦織選手がツアー大会の決勝に進んだのは、優勝した2019年1月のブリスベン国際以来約6年ぶりでしたが、優勝とはなりませんでした。