「出るなら見ない」連ドラ主演に非難の嵐…それでも伊藤健太郎にオファーが絶えない意外な理由
「伊藤が出るなら見ない」の声も
「来年1月スタートの『未恋~かくれぼっちたち~』(フジテレビ系)で、伊藤健太郎(27)が主演を務めることが発表されました。深夜枠ではありますが、不祥事を起こした俳優がここまで元通りに戻ったケースは記憶にない。SNS上でも『さすがに甘すぎるでしょう……』と批判が飛び交っていました」(スポーツ紙芸能担当記者) 【画像あり】伊藤健太郎は”一番仲の良い男友達”? 山本舞香のスゴすぎる「美腹チラ見せ」ロケ写真 東出昌大や伊勢谷友介、香川照之、もっと遡ると小出恵介など……。 これまで不祥事を起こした俳優たちは、完全復帰は厳しいのが常だった。ところが伊藤に限っては、どうやらこの習わしは当てはまらないようだ。 「伊藤は’20年10月にひき逃げ事故を起こし逮捕されました。不起訴にこそなりましたが、相手をケガさせて逃げたというイメージの悪さからも、再びテレビや映画などにその姿を見せることはかなり難しいだろうと思われました。 しかし意外なことに、その後もオファーが途切れず、多数の主演映画が公開。今年はとうとう地上波テレビもオファーを再開し、あのコンプライアンスに厳しいとされるNHK大河ドラマ『光る君へ』にまで出演しました」(同前) これが、業界では「禊(みそぎ)が済んだ」という認識となったよう。ついに、完全復帰の証ともいえる、地上波連続ドラマでの主演が決まったのだ。 だが、やはり世間からすると「ひき逃げ」のイメージは悪い。事故当時に彼を支えた当時の所属事務所から、今年になって大手の事務所へ移籍したこともあり、「伊藤が出るなら見ない」といった声も少なくない。となると逆に気になるのが、なぜこういった批判がありながらも伊藤だけはここまで引く手あまたなのか、ということだ。 ◆伊藤が「引く手あまた」な理由 取材をすると挙がってきた理由は2つ。まず1つは、その人柄だ。伊藤を10代の頃から取材し続けている女性ファッション誌のライターは次のようにコメントしていた。 「インタビューをしていても、たしかにちょっと短絡的で不用心なところがある青年だとは思いました。でもそれって、裏を返せば気さくで嘘がないということでもあるんです。 たとえば『年上の女性って(恋愛対象として)どうですか?』というのは、女性ファッション誌における定番質問なんですね。するとたいていの男性タレントさんは、『10歳上ぐらいまでOKです。むしろ年下のほうが苦手』などと、年上女性が喜ぶであろう“忖度回答”をします。 でも伊藤さんだけは『えっ、普通に同世代がいいです。あっても2歳上ぐらいまでです!』と答えてきて、正直だなあと笑っちゃいました。こういう素直さは他の俳優さんにはあまり見られないので、やはり現場では愛される。これだけ早く復帰できたのは、現場が彼を受け入れてくれたからだと思います」 しかし愛されキャラというだけでは、ここまでの完全復帰は難しかったはず。最大の理由は、やはりその群を抜いた演技力にあったようだ。 「小さな事務所から、何の後ろ盾もなく実力だけで頭角を現したことが証明しているように、彼の演技力は若手男性俳優の中で頭一つ抜けています。力が入っていなくて自然なのに、気付けば惹き込まれている。こう言っては何ですが、『今日から俺は!!』シリーズ(’18年にドラマ、’20年に映画が公開)も、主演の賀来賢人(35)の相棒役が伊藤じゃなかったらあそこまでのヒットにはなっていなかったでしょう。 多くの俳優たちを見ている関係者ほど、彼の実力の高さはわかるはず。それだけに潰してしまうのはどうしても惜しいと、救いの手を差し伸べたんだと思います」(インタビューライター) また、こんな分析も聞かれた。 「何事もなければ、伊藤は今頃ゴールデンタイムのドラマで定期的に主演を張っていたであろう存在。それほどの実力の持ち主が、大河ドラマで演じたような出番のあまりない役や、深夜枠のドラマに出てくれるのは制作サイドとしては美味しいはず。おそらく今後も伊藤へのオファーは、増えこそすれ減ることはないでしょう」(テレビ誌編集者) くれぐれも支えてくれた人たちに感謝し、同じ過ちだけは繰り返さないよう進んでほしいものだ。 ※「FRIDAYデジタル」では、皆様からの情報提供・タレコミをお待ちしています。下記の情報提供フォームまたは公式Xまで情報をお寄せ下さい。 情報提供フォーム:https://friday.kodansha.co.jp/tips 公式X:https://x.com/FRIDAY_twit
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