NY原油、一時72ドル台半ば 中東情勢悪化を懸念
【ニューヨーク共同】2日のニューヨーク原油先物相場は上昇し、指標の米国産標準油種(WTI)の11月渡しが一時、1バレル=72ドル台半ばを付けた。イランによるイスラエルへのミサイル攻撃前だった9月30日の終値比で6%を超える上昇となった。中東情勢の深刻化による原油供給混乱が懸念されている。 イランはエネルギー輸送の生命線とされるホルムズ海峡に接している。イラン、イスラエルの報復の応酬が激化すれば、産油国から海峡を通過する日本への原油輸送にも影響が及ぶ可能性がある。