共働き世帯数、専業主婦の“3倍”に…保育所増設などの環境整備拡充、物価高などの経済的事情が背景に?
モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」(毎週月曜~金曜 6:00~9:00)。この記事では、9月16日(月・祝)~9月20日(金)の放送から、ニュースを象徴する1つの数字にスポットを当てるコーナー「SUZUKI TODAY’S KEY NUMBER」で取り上げたトピックを紹介します。
◆共働き世帯1,200万超え 専業主婦の「3倍」に
総務省の労働力調査によると、夫婦とも雇用者で妻が64歳以下の共働き世帯は2023年に前年より約15万増え、およそ1,206万世帯。夫が雇用者で妻が専業主婦世帯は、前年より約26万減で最少のおよそ404万世帯となり、共働き世帯が専業主婦世帯のおよそ3倍になりました。 その背景について、ユージは「保育所の数が増えたり、育児休業が取りやすくなったり、テレワークの普及といった環境整備が進んで、仕事と家庭を両立しやすくなってきた背景もあると思います。ただ、物価高とかもあって、夫婦共働きの収入が必要という経済的な理由がある家庭もあると思います」と推察していました。
◆早期リタイア希望の20~30代男性、7年間で「2倍」
パーソル総合研究所は、全国の就業者に「人生で何歳まで働きたいと思っているか」、リタイア希望年齢のアンケート調査を、2017年から毎年実施しています。2024年の回答は、平均で20代男性が58.0歳、30代の男性は62.4歳でした。 1回目の2017年の調査時は、20代男性が63.8歳、30代男性が66.6歳だったため、それぞれ4歳以上早まる結果となりました。さらに、リタイア希望年齢については20代の男性で、「50歳以下」とした人の割合は7年前の調査から2倍以上増えて29.1%。30代の男性でも「55歳以下」とした人の割合は28.1%で、こちらもおよそ2倍となっています。 この調査結果を受けて、ユージは「僕は仕事を辞めたくない人間なので。今の仕事にこだわっているというよりは、何か働いていないと気が済まないというだけなので、あんまりリタイアは考えていない」と自身の考えを述べました。