遠藤航は離脱を嘆いたリバプール指揮官のジョークに何を思った?「求められているのは非常に嬉しい」
「とにかく今は優勝トロフィをクラブに持って帰る」
日本代表キャプテンがリバプール指揮官の“ジョーク”に対して口を開いた。 森保ジャパンは現地時間1月14日、カタールで開催されているアジアカップのグループステージ初戦でベトナムと対戦する。その前日会見に遠藤航が出席した。 【アジア杯PHOTO】ようやくカタールで姿を見せた!待望の久保建英を特集! 昨夏、リバプールに加入し、公式戦8試合連続で先発出場を果たすなど、好調を維持している遠藤。クラブ専門メディア『Anfield Watch』によると、代表活動のためチームから離脱する遠藤とモハメド・サラーを巡り、ユルゲン・クロップ監督はこうコメントしたという。 「個人的な見解としては、彼らがグループステージで敗退してくれれば嬉しいが、おそらくそれは不可能だろう。だから、それはそれでいいし、彼らも勝ちにいける。幸運を祈る。元気で帰って来てくれ」 この冗談を交えた愛のある激励に、遠藤が会見で言及。笑顔を見せながら次のように述べた。 「もちろん監督は冗談で僕に言っていたというところで、そうやって自分が監督に求められているのは非常に嬉しく思います。ただ、代表でプレーすることも自分にとって重要。キャプテンとして優勝するためにここにいるので、とにかく今は優勝トロフィをクラブに持って帰ることを意識してやっていきたいと思っています」 指揮官の言葉に感謝を示しつつも、自身の役割をしっかりと認識。アジア杯制覇に向けて闘志を燃やした。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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