最終ラウンドが開始。笹生優花は初めてパーで発進した

◇パリ五輪 女子 最終日（10日）◇ル・ゴルフ・ナショナル（フランス）◇6374yd（パー72） 厳選画像を大量アップ！ 「パリ五輪」フォトギャラリー メダル争いが決着する最終ラウンドが午前9時（日本時間10日午後4時）に開始した。42位で迎えた笹生優花は赤のシャツ、白のキャップと長ズボンのウェアで登場し、午前10時11分（日本時間10日午後5時11分）にティオフ。この3日間すべてボギーだった出だしの1番を2オン2パットのパーで滑り出した。 首位に2打差の3位タイとメダル圏内につける山下美夢有は午後0時28分（同午後7時28分）にスタート。アタヤ・ティティクル（タイ）、マリアホ・ウリベ（コロンビア）と最終組の1組前から出る。 日本ツアー2季連続年間女王の山下は初めての五輪出場。2021年「東京五輪」女子ゴルフで銀メダルを手にした稲見萌寧、先週の男子ゴルフで銅メダルを獲得した松山英樹に続く日本勢のメダリスト誕生が期待される。 通算9アンダーで首位に立つのはモルガン・メトロー（スイス）とリディア・コー（ニュージーランド）。コーはリオ五輪の銀、東京五輪の銅に続く3大会連続のメダルがかかる。金メダル獲得となれば、ゴルフ界で初の“メダルスラム”達成とともに、ゴルフ殿堂入りが決まる一戦となる。