年末年始 帰省ラッシュ 再会喜び、笑顔 交通機関、ほぼ満席
年末年始をふるさとで過ごす人たちの帰省ラッシュが28日、鳥取県内でも始まり、空港やJRの各駅は、再会を喜び笑顔で手を振ったり、抱き合ったりする家族らでにぎわった。 鳥取市の鳥取砂丘コナン空港では、飛行機が到着するたび、首を長くして待っていた家族らが到着客出口の前に集まり、久しぶりの顔を見つけて笑顔で駆け寄る姿が見られた。午前の便で東京都から家族で帰省した小柴佳奈さん(35)は「毎年主人の実家でゆっくりさせてもらっている。年末年始は鳥取のおいしい魚料理を食べて過ごしたい」と話した。 同空港を発着する羽田便の羽田発は年末までほぼ満席状況が続き、Uターンのピークとみられる3~4日は鳥取発がほぼ満席状態。Uターンのラッシュは6日まで続くと見込まれる。米子鬼太郎空港の羽田便は羽田発が1月1日にかけてほぼ満席。米子発は1日午前の便に100席以上の空席があるが、夕方の便から混み合う。2~5日はほぼ満席となっている。 JR中国統括本部によると、年末年始の県内に向かう特急の指定席予約状況は28日がピーク。Uターンは3日が最も多くなる見通しで、4日以降は少し空席がみられるという。 日本交通は、高速バスの鳥取-神戸・大阪線、米子-神戸・大阪線の下りは年末までほぼ満席。米子発の上りは4、5日がほぼ満席となっている。
日本海新聞