初の窯焼きピザ店 進化続ける商店街にオープン 全国3位の移住の職人が奮闘 空き店舗の活用に力入れる「トビチ商店街」
プラス330円で頼めるサラダにもこだわりが。葉物野菜は井上さん自ら収穫したものです。 前の日、井上さんは町内の山深い集落へ。 井上恵一さん: 「あ、すごーい。これなんですか?」 農家民宿「月のもり」・市川直美さん: 「これもレタス、こういう模様なんです」 井上恵一さん: 「3種類とももらいたい」
農家民宿を営む市川直美さんの畑で珍しいレタスやケールを仕入れました。 ケールを食べてー 井上恵一さん: 「おいしい!噛んでると甘みが出てくる」 農家民宿「月のもり」・市川直美さん: 「都会でお仕事されてた方が『うまい』って本心で言ってくださってる。生産者として『やった!』ていう気持ち。おいしい野菜を作りたいという思いが強くなってうれしいですね」
トマトはお隣・箕輪町産。 ブドウ棚のように茎や葉を広げさせる「水平放任」という方法で栽培された「信州トマト工房」の評判のトマトです。
客: 「野菜の味が深い」 町内から: 「おいしいですね、新鮮な感じ。地産地消な感じがいいですね」
トビチ商店街の仕掛け人・赤羽さんも、応援がてら、食べにきました。 トビチカンパニー・赤羽孝太さん: 「うまいな!」 赤羽孝太さん: 「(客からすると)飲食って、やはりすごくハードルが低い、入りやすい。人流ができれば、もっと関わりたいなと思ってくれる人が増えたり、いろんな関わり方の提案、場であったり、時間であったりをこれからも提供できたら」
翌日の仕込みをはさんで夕方5時からはディナー。 女子高校生: 「これうまそうじゃない?」 準備中から気になっていたという女子高校生2人。 女子高校生2人: 「せーの」 「うま!めっちゃおいしいです」 「ちゃんとしたピザ、初めて。また来たい」
こちらの親子は、トマトたっぷりの「マリナーラ フィレット」を注文。 女性は信州トマト工房のスタッフでした。
母親: 「なかなか、こんなおいしいピザ食べられるところないから、うれしいです。(トマトが)実際、使われているのを見ると、採ってるかいがあるなと」 娘: 「(お味はどう?)おいしい!」
その後もにぎわった店。閉店2時間前の夜7時には完売し、手応え十分の初日となりました。 薪窯ピッツェリア メリオ・井上恵一さん: 「待ち望んでました、みたいなのがすごく伝わってくるんで、よかったです」 店とトビチ商店街の可能性を信じ、井上さんは、店を「Meglio(メリオ)」と名付けました。イタリア語で「より良く」という意味です。 薪窯ピッツェリア メリオ・井上恵一さん: 「街がよくなっていく、第一歩。人がたくさん集まってきて、人がたくさん帰ってきて、お店が集まるようなきっかけになれればと思ってます」
長野放送