「富山の食に合う酒」提供 県酒造組合、25年秋のキャンペーンPR
県酒造組合(桝田隆一郎会長)は2025年秋、「富山の食に合う酒」をテーマに加盟社ごとに商品を企画・販売するキャンペーンを始める。20年から毎年販売してきた16銘柄のブレンド商品「富山ブレンド」は今年で終了する。5日からの最終回販売を前に2日、県庁へPRに訪れた桝田会長が新企画を説明した。 富山ブレンドは新型コロナウイルス禍で日本酒の消費が落ち込む中、業界を挙げて盛り返そうと毎年販売してきた。感染状況を踏まえて今回を最後にする。 県庁には蔵元7人が訪れ、佐藤一絵副知事に富山ブレンドに合う料理や味の特色を紹介した。桝田会長は一連の取り組みの成果を強調した上で「来年はさらにパワーアップしたい」と述べた。 「富山ブレンド」は1・8リットル入りを2970円で約2千本、720ミリリットル入りを1485円で約9千本用意し、県内の酒店やスーパーで販売する。