メカドック風見、最初のシンボルカー【6】現状維持を最低目標に、このセリカと末永く
雑誌「モータージャンプ」主催のキャノンボールトライアルに出場するために、メカドックが最初のシンボル・カーとして選んだのがセリカXXだった。5M-G型エンジンは、ボアアップするとともにツインターボ化し、パワーインジェクターやニトロキットも装備したマシンだ! 【画像27枚】この個体は2000GTのため、エンジンは1G-G型を搭載。トラストのタコ足やエルグのプラグコード、クスコのタワーバーなどを装着する 【トヨタ セリカXX 2000GT ツインカム24 メカドック仕様 Vol.6】 現在の愛車は、約7年前に中古車販売店で手頃な個体を発見し、迷わず購入。 もともとレッドにオールペイントされていたがその他はマフラーが交換されている程度だったため、エアロパーツやレカロのシート、車高調などを装着。そして仕上げは、看板業者に製作してもらったボンネットのメカドックステッカーだ。 なお、今までにありそうでなかったメカドック仕様は、「以前からやってみたいと考えていたんです」とオーナー。 そして、「外装はほぼ完成したので、今度は内装に手を入れたいですね。ルーフライニングなどをキレイにしたい」。現状維持を最低目標にし、末長く付き合っていきたいという。 「高速のサービスエリアなどに停めていると、中年男性が集まってくるんですよ。これは“オッサンホイホイ”ですね」と、ユーモアを交えて体験談を話すオーナー。 メカドック仕様という新たなスタイルを開拓しただけでなく、「現在はもちろん、当時に持っていってもカッコいいと思えるようにチューン」を心がけて手を入れているそうだ。ちなみに、ナンバーも「4649(ヨロシク)」でキメるほどのこだわりを持つ。 セリカXX 2000GT ツインカム24(GA61) 全長×全幅×全高(mm) 4660×1685×1315 ホイールベース(mm) 2615 トレッド前/後(mm) 1425/1385 車両重量(kg) 1210 エンジン型式 1G-GEU型 エンジン種類 直列6気筒DOHC 総排気量(cc) 1988 ボア×ストローク(mm) 75.0×75.0 圧縮比9.1:1 最高出力(ps/rpm) 160/6400 最大トルク(kg-m/rpm) 18.5/5200 変速比 1速3.566/2速2.056/3速1.384/ 4速1.000/5速0.850/後退4.091 最終減速比 4.300 ステアリング ラック&ピニオン サスペンション前/後 ストラット/セミトレーリングアーム ブレーキ ベンチレーテッドディスク(前後とも) タイヤ 195/70R14(前後とも) 発売当時価格 214.2万円 初出:ハチマルヒーロー vol.044 2017年11月号 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Nosweb 編集部
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