アコムのCMで大ブレーク 小野真弓が8年ぶりに写真集「36歳のリアルを見て」
THE PAGE
写真集を出すのが約8年ぶりなら、こういったインタビュー取材自体も久しぶりでドキドキする、と笑う小野真弓。36歳だが、笑顔の輝き具合はアコムのCMでブレークした20代前半のころと変わらないように感じられる。今回、かなりセクシーな写真集にチャレンジしたということで、ぜひ本人に話を聞きたくなったのだが、所属事務所に入って芸能人としてのスタートを切り、今年の夏でなんともう丸20年になるそうだ。
恥ずかしがり屋の自分を変えたくて
「経験はなかったのですが、お芝居がやりたくて女優を目指して、サンミュージックのオーディションを受けたんです。ドラマはもちろんバラエティーもふくめ、テレビにも出てみたいなっていう軽い気持ちでした。子どものころは目立ちたがり屋の性格ではなかったんです。授業の挙手でさえ恥ずかしくて。そんな自分を変えたかった、という気持ちもありました」 芝居に興味を持ったきっかけは、小学生のころ観たミュージカルなのだとか。 「いとこが懸賞に当たって、ペアでチケットをもらったんです。せっかくだから行ってみようって。アルゴミュージカルという子どもたちの劇でした(シンガー・ソングライターの小椋佳が企画担当し、1987年から2008年にかけて公演したジュニアミュージカル)。私より小さな子が堂々とキラキラ歌って表現しててすごいな、って感動しまして。なんで私は教室で手をあげるだけで震えるんだろう、と。私もやりたい、と」 実際に芸能界に入ってドラマに出演し、想像以上の難しさに直面したという。 「当たり前ですが、覚えたセリフを言うだけではないですよね。同時にいろんなことをしながら感情を表現して、というのが難しくて。初めてのドラマでは、藤田まことさん主演の『はぐれ刑事純情派』で、私はウエイトレス役。藤田さんに写真を見せられて『この人、見たことないかね?』って聞かれ、『記憶にないですね』と言うだけなのですが、緊張しちゃって、コーヒーを置く手が震えてガチャン!って(笑)」