女性のイメージ写真（Miya227 / Getty Images）

株式会社宝島社のフェムテック・フェムケア啓発プロジェクト「もっと話そう！ Hello Femtech（ハローフェムテック ）」は、2023年12月28日～12月31日に「フェムテックに関する意識調査」を実施。10月7日に公開されたプレスリリースをもとに結果をご紹介します。 【比較画像】50代、60代の認知度をグラフで見る。20代と比べると…？

宝島社はフェムテック・フェムケア啓発プロジェクト「もっと話そう！ Hello Femtech」の一環として「フェムテックに関する意識調査」を行っており、今回の調査は第4回目です。 同プロジェクトは宝島社の10～60代の各世代の女性誌10誌・男性誌2誌の計12誌の合同企画。フェムテックの認知度向上を通して、長らくタブー視されてきた女性の健康問題について具体的に話す機会を増やし、男女に関係なくヒトが生きやすい社会を目指すために活動しています。

【調査概要】

「フェムテックに関する意識調査」 調査日時：2023年12月28日～12月31日 調査対象：10～70代の読者3680名（女性2956名、男性724名） ※以下2つの質問に対する調査結果を公表 ・「フェムテック」という言葉を知っていますか？ ・「フェムテック」の意味を知っていますか？

「フェムテック」という言葉の認知度は約6割。2年前と比較すると…？

今回の調査では全体の59.1％が「フェムテック」という言葉を知っているという結果になりました。2021年12月に行われた第1回目の調査では「知っている」「聞いたことがある」を合わせても3割程度でしたが、2年間で6割まで増加したことになります。

また世代ごとに前回の調査結果（2023年3月に実施）と比較すると20代・30代は「フェムテック」の認知度が7割強で、知らないと答えた人の割合が約8％減少していました。一方で40代以降の認知度はほぼ横ばいという結果でした。 宝島社は今後さらに認知度を向上させるためには「『フェムテック』を私事として捉えられていない世代へ向けて情報を届けることが今後の課題」と分析しています。