能登半島…この夏、どこなら観光できる? 最新マップが話題に 進む復旧、施設再開「ぜひ今の能登を見てほしい」
事前に情報をしっかり確認し、ぜひ素敵な能登を楽しんで!
今回作成されたイラスト地図には、「2024年夏オススメ」と題して7月現在の能登の様子がわかりやすく掲載されています。「食・土産を楽しむ」「風景を楽しむ」「体験を楽しむ」の3つのカテゴリーに色分けされており、「夕日がきれい」や「野生のイルカ」などの豆情報も載っています。 ただし、まだ観光できない場所もあるということで、事前に「宿泊」「交通」「トイレ」「お店」などの情報を確認してほしいと呼び掛けています。 また、能登デスクからは、「無理な行動はせず、なるべく国道や県道など復旧が進んでいる道路を使って能登に来てほしい」「奥能登に関してはまだコンビニも再開していない場所もあります。しかし道の駅はトイレの使用が可能ですのでご利用ください」とのアドバイスが寄せられました。
おすすめの能登の観光コースは?
おすすめの能登観光コースについて、能登デスクに聞いたところ、2つのコースを教えてくれました。 一つ目は、「千里浜から志賀町の巌門に行くコース」。千里浜には「道の駅 のと千里浜」や、全長約8kmの砂浜を走行できる「千里浜なぎさドライブウェイ」があります。 もう一つは、「七尾市でお昼ご飯を食べて能登島へのドライブコース」です。七尾市は海の幸が豊富なことで知られ、能登島には「のとじま水族館」や「能登島ガラス工房」といった見どころが満載です。 さらに、能登半島北部沿岸の広い範囲で見られる、地盤が隆起して白くなった海岸などからは、地震による地殻変動を感じることができるということです。
少しずつお店が再開…時間と心に余裕を持って観光を
最近の石川県の状況について、名取さんは「石川県の南部、金沢は震災前の状況に戻っている印象があります」とのこと。けれども、「能登(石川県北部)は観光客がまだ少なく、復旧に従事している方や災害ボランティアが多い印象です。ボランティアついでに観光してお土産など買って頂ければとてもうれしいです」と話しています。 「被災地に旅行に行くことは気が引けると思いますが、営業を再開している店舗もたくさんあります。来てくれると喜んでくれる方もたくさんいらっしゃいます。石川県に観光に来て、美味しいものを食べて、お土産を買って、少しでもご支援頂ければうれしいです」とのこと。イラスト地図には、実際に足を運ぶ以外にも「ネット販売で少しでもご支援いただけるとうれしいです」とも記載されています。 (大田 亜由美/ファイナンシャルプランナー・整理収納アドバイザー・防災士)
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