来夏に契約満了で去就に注目集まるモウリーニョ「ローマでコーチを続けたい。別れることになればそれは私の決断ではない」|セリエA
ローマのジョゼ・モウリーニョ監督は、クラブでこれからも指揮を執り続けたいとコメントした。 日本時間18日のセリエA第16節でローマは敵地でボローニャと対戦。ロメル・ルカクやパウロ・ディバラを欠くローマは、好調を続けるボローニャ相手に37分に失点すると、49分にはオウンゴールから追加点を与えて0-2で敗れた。 試合後、モウリーニョ監督は『DAZN』に対して、来夏に契約満了を迎えることから注目の集まる自身の将来について「私はローマで続けたいし、ここでコーチを続けたい。ローマで続けることになれば、ファイナンシャル・フェア・プレーの制限内で我々ができることについてしっかりと考える必要がある」と話し、以下に続けた。 「若手選手と一緒に働き、彼らをさらに成長させることは、すでに一定のレベルに達し、これ以上の成長を望めない選手と働くよりも良いだろう。私はここで続けたいし、我々はおそらく異なる方法でこのことについて考えるべきだろう」 「我々はまだこのことについて話してはいない。私がこのことについて発言したのは君たちが最初だ。今日のチームのプレーをファンが見たとき、愛すべきものがたくさんあったとは思わない。彼らはこのチームを見るため、92分間声援を送るために何キロの旅をしたんだ?彼らは特別な存在で、彼らと別れることは私にとって難しいことだ。仮に別れることになれば、それは決して私の決断ではない」 また、モウリーニョ監督はレナト・サンチェスについても言及。同選手はハーフタイム後からピッチに立つも、リードを広げられた後の64分にエドアルド・ボーヴェに代わって交代し、わずか18分の間しかピッチに立てなかった。 「レナトに対して公の場で謝罪したい。なぜなら私がしなければならないと感じたことは選手にとってとても厳しいものだったが、それはコーチにとってもとても厳しいものだ。このようなことは20年間のキャリアの中で3-4回あったと思う。このことを謝罪する」