松本山雅FCが高井和馬&新井直登と契約満了…高井は全治8カ月から終盤戦デビューも1年で退団、新井は今季レンタル先で奮闘も
松本山雅FCが9日、MF高井和馬(30)、FW新井直登(23)との契約満了を発表した。 高井はレノファ山口時代に主軸として活躍し、水戸ホーリーホックへの移籍と山口復帰を経て、昨季キャリア初のJ1リーグ挑戦として横浜FCへ。J1初得点を記録したが、1年で契約満了となり、初のJ3として松本入りしていた。 迎えた今季は開幕前の2月上旬、左ヒザ前十字じん帯損傷、外側半月板損傷という重傷を負い、全治8カ月。第32節での加入後初出場からリーグ戦6試合出場1得点、J2参入プレーオフ1試合を記録したが、1年で去ることとなった。 新井は2023年に神奈川大学から松本へ入団。試合に絡めなかった1年半を経て、今季途中に日本フットボールリーグ(JFL)参入を目指す東海1部のFC刈谷へ期限付き移籍した。 ここでは全国社会人サッカー選手権大会で3試合3得点、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)でもゴールを記録するなどしたが、チームは地域CL1次ラウンドで終戦。JFL参入は叶わず、東海1部から再出発となった。 新井は松本との契約満了とともに、FC刈谷への移籍期間も終了している。 ◆高井和馬 「今年、相当な覚悟を持って松本山雅にきてキャンプで早々に大怪我をしてしまいチームの力になれなかったこととても悔しく、申し訳ないと思います」 「そして僕の復帰に携わってくれた全ての皆様に感謝しています。復帰して2ヶ月間、サッカーはこんなにも楽しいんだ、やっぱりサッカーしか僕にはないなと、サッカーできることは当たり前ではないんだと」 「この気持ちを忘れることなく、僕はサッカーが大好きなので続けていきたいと思います。そして最後に松本山雅のサポーターの皆さん、ホームではものすごく選手が高まるような雰囲気、アウェイでもホームのような応援、本当に力になりました」 「松本山雅といえばこれだなと、僕が加入リリースのコメントで言った通り、日本一のサポーターだなと肌で感じることができました。昇格させてあげられることができなかった僕の力不足で、皆様を悔しい気持ちにさせてしまったこと本当にすみませんでした。そしてありがとうございました。また会えるのを楽しみにしています。高井和馬」 ◆新井直登 「松本山雅FCに関わるすべての皆様、1年半ありがとうございました。このチームでプロになれたこと、本当に心から感謝しています」 「ファン・サポーターの応援は熱く、街の人たちも温かい人ばかりで充実した日々でした!チームの力になれなかったことだけが唯一の心残りではありますが、この結果に不満は一切ありません!」 「半年チームを離れ、あらためて松本山雅FCはJ3にいてはいけないチームだと感じました。必ず昇格して下さい! チームは離れますがずっと応援しています!僕も頑張ります!さようなら」
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