就任2年目の法大・大島公一監督、優勝へのキーマンに松下歩叶を指名「飛び抜けた活躍をしてもらいたい」 【大学野球】
東京六大学野球の法大は8日、川崎市中原区のグラウンドで2025年の練習をスタートした。就任2年目の大島公一監督は、2020年春以来のリーグ優勝と15年ぶりの日本一に向けてのキーマンに、侍ジャパン大学代表の松下歩叶内野手(3年・桐蔭学園)をキーマンに指名した。 「優勝チームを見ていると、得点力がないと勝ち切れない。得点力を上げるのが大きなテーマ。松下には飛び抜けた活躍をしてもらいたい」 絶対エースの篠木がDeNAに2位入団するなどして投手陣が若返るのを打線でカバーしたい。秋は熊谷陸内野手(1年・花巻東)が首位打者を取ったが、打線の軸となるのはやはり松下。5本塁打、13打点はともにリーグトップ、打率も3割5分超でベストナイン三塁手。中学と高校でチームメートで、三冠王を目標に掲げている明大の木本主将へのライバル意識も強い松下は「良くも悪くも、自分の結果しだいでチームが勝つかどうか決まる」と力を込め、開幕に向けて強い体づくりに取り組んでいく。
中日スポーツ