複数ビッグクラブが関心のダニ・オルモ、本命はアトレティコと独紙報道! 「本人はスペインに戻りたいと考えている」
7月20日まで6000万ユーロで獲得可能
EURO2024で12年ぶり4回目の優勝を果たしたスペイン代表。その立役者のひとりが、10番を背負ったFWのダニ・オルモだ。3ゴールでハリー・ケインやコディ・ガクポらと並び大会得点王に輝き、文字通りチームのタイトル獲得に貢献した。 【動画】フランスを撃破したダニ・オルモの”超美技弾” そんなダニ・オルモが今夏、移籍市場の注目銘柄のひとりとして注目を集めている。その理由のひとつが、所属先のRBライプツィヒとの間に結んでいる契約条項だ。 それは、7月20日まで6000万ユーロ(約99億円)の契約解除条項が行使できるというもの。本来であればより高額の移籍金も考えられるタレントのため、資金力豊富なビッグクラブを中心に争奪戦に発展している。 とりわけマンチェスター・シティやリバプール、バイエルンなどが関心を強めるなか、ドイツ紙『ビルト』が移籍先の本命として報じたのが、アトレティコ・マドリーだ。 記事では、ダニ・オルモ自身が母国スペインに戻りたいと考えていて、それが決断に大きな影響を及ぼすと指摘。さらにアトレティコはメンフィス・デバイが退団し、アルバロ・モラタもミランへの移籍が決定的で、アントワーヌ・グリーズマン以外に攻撃の核となれる選手が不在だ。 一方のシティやリバプール、バイエルンはいずれも質の高いアタッカーを多く擁していて、ダニ・オルモといえど熾烈なポジション争いを余儀なくされるだろう。その点で、より確実な出場機会が見込めるアトレティコ移籍を優先する可能性があるようだ。 同じくスペインでは、下部組織時代に所属したバルセロナも、移籍先の候補としてたびたび報じられてきた。相思相愛の関係ではあるものの、バルサは代表のチームメイトであるニコ・ウィリアムス獲得に全力を注いでいて、財政難の状況でダニ・オルモとの2枚獲りは現実的ではなさそうだ。 記事では、仮に20日までに買い手がつかなかった場合でも、RBライプツィヒは売却交渉に前向きな姿勢を見せると伝えている。EUROで躍動した26歳は、この夏ビッグクラブにステップアップを果たすのだろうか。 構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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