「お前はジュリアを一生背負ってけ」WWE行きが濃厚なジュリアがマリーゴールドの後輩たちに熱い思いを託す
試合は、序盤から3人でパリ風おパラダイスロックを決めて「この庶民が!」と合唱したあとに皆でマシンガン・チョップを見舞うなどノリノリで攻め込んでいくが、中盤からはパッション・シスターズがジュリアと思いをぶつけ合うシリアスな展開に。 ジュリアは憧れの存在でもある奈七永とのシバき合いを見せ、アイスリボン時代から目をかけてきた後輩である石川とは足を止めてのビンタ合戦。8月19日の日本ラストマッチでの一騎打ちが決まっている桜井を相手にした際には敢えて好きなように攻めさせて桜井のパッションを引き出そうとしていく。 終盤にはCHIAKIがイスを持ち込んで大暴れするも、石川が奪い取って自らの頭を殴ってパッションチャージ。石川はタチアガールやランニング・ネックブリーカー・ドロップと得意技で攻め込んでいくが、最後はCHIAKIが滞空時間の長いフィッシャーマン・バスターで叩きつけて3カウントを奪った。 試合後、マイクを取ったジュリアは石川に向けて「私がたまたまロッシー小川の家にいたときに、たまたま石川奈青もロッシー小川の家にいて、偶然揃って。そこでさ、『プロレスやらせてください!』って頭下げてた姿見てさ、なんかお前のことだけは他人事じゃいられないんだよな。お前が色々苦労してきて、色々あって今ここに立ってる。プロレスラーはみんな色んな修羅場を乗り越えて強くなってくと思うんだけど、お前はホントにホンットに強い女!そんじょそこらのを超えるような強い女になるって私は思ってるよ。だから、だからさ、イヤにならずにプロレス大好きでい続けて、大好きなプロレス、続けて続けて頑張って続けてたら、いつかお前は夢掴み取ることが出来ると思うよ。諦めんなよ!信じてるぞ!石川奈青ッ!ありがとう!」と語りかけて抱擁。 奈七永が「いつまでも上から目線でいんじゃねーぞコラッ!あぁ?!世界で揉まれて揉まれて苦しい思いして逃げて帰ってくんじゃねーぞ絶対!分かったか!」と活を入れると、ジュリアは不敵に笑いながら「安心しろ。私はな、アンタ、高橋奈七永にもいつまでもいつまでも上から目線でいてやるよ」と切り返した。