長野、山岳遭難相次ぎ2人死亡 中央アルプス
長野県南部の中央アルプスで山岳遭難が相次ぎ、県警は13日、静岡県磐田市二之宮の会社員中島俊介さん(46)と、川崎市多摩区登戸新町の大学生長谷川聖真さん(20)の遺体を、それぞれ収容した。いずれも単独で行動していた。 長野県警によると、中島さんは1泊2日の予定で3月21日に入山した。24日、知人から県警に「帰ってこない」と連絡があった。4月6日、宝剣岳の標高約2300メートル付近にある沢で雪に埋もれているのが見つかった。滑落したか雪崩に巻き込まれた可能性があるという。 長谷川さんは3月13日、2泊3日の予定で入山。4月13日、空木岳の池山尾根(標高約2千メートル付近)で発見された。