大阪市・松井市長が定例会見5月8日(全文1)G20時の交通規制に協力を
市独自の規制もありうるのか
時事通信:すいません、たびたびすいません、時事通信、キシモトですけれども、その規制を厳しくしていくっていうのは大阪市独自でやることも。 松井:これね、条例いうのは、法令の上書き権はありませんから、免許証というのはまさに法律で、道路交通法で資格を与えられてるもんですからね。やっぱり法令への上書き権がない中で条例だけで罰則を伴う規制というのは厳しいと。そういう、今日僕が答えてるような、そういう呼び掛けていくことは十分可能ですけども、規制というか、なんらかのペナルティーを課した上でのルール作りは、車の免許証に続いて地方自治体がそれを作り上げるというのは難しいと思います。 司会:ほかにご質問ございますでしょうか。朝日放送さん。
通学路の安全確保はどうするのか
朝日放送:ABCの木原です。今の関連で、事故の関連ですけども、免許の側の観点ではなくて、通学路の安全という意味で、今回、散歩中だったようですけども、大阪でも去年、生野の支援学校で悲惨な事故が起きてますし、数年前にも玉造でありましたし、そういう観点からはいかがでしょうか。 松井:通学路の安全確保については、これは大阪府もそうですし、府道の場合は大阪府は所管して、私道の場合は各市町村が所管しながら、例えば歩道を設置するなりガードレールを設置するなり、それは各自治体において取り組んでいると。大阪市においてもこれは吉村市長時代、橋下市長時代もやってたと思いますけども、やっぱり通学路の安全確保については積極的に取り組んでいきたいと、こう思っています。 朝日放送:数年前にも事故を受けて、安全の見直しをやったようですけれども、その後、私もフォローしてないんですが、何か新たにできるようなこととか考えられますかね。 松井:これはもう計画を立ててるはずですから、これは建設局なのか、ちょっと所管がどこになるのか、都市計画課なのか、その計画を確実に実行していきたいと思っています。だからどこの自治体でも通学路の安全確保については、今日言ってあしたできるわけではないんで、用地買収等も発生する場合がありますから、要は長期のスパンで事業計画を立てて、着実に実施をしていると。今、大阪市で、具体的にどういうところまで実施できたのかは、僕は今の時点でちょっとそこまで把握できておりません。 朝日放送:事故起こってすぐなんで、把握できておられないと思いますけども、もし何か追加で対策が考えられるようであれば、あしたにでも教えていただければと。 松井:分かりました。 司会:ほかはございますでしょうか。よろしいでしょうか。それではこれで終了します。ありがとうございました。 【書き起こし】大阪市・松井市長が定例会見5月8日 全文2に続く