大阪市・松井市長が定例会見5月8日(全文1)G20時の交通規制に協力を
事故を防ぐための対策は?
時事通信:今のところに関連しまして、こういう事故を防ぐために、例えば性能の高い車の購入への補助ですとか、免許の返納を促すですとか、何か市の政策として。 松井:いや、免許の返納はもう促してますよ。これは僕は知事時代、大阪府域全体で高齢者の免許証の返納は促してきたし、さまざまな機会でそういうことを伝えてきたつもりです。ただ買い替えに補助を打つかどうかっていうのは、これはやっぱりちょっと非常に難しいところだなと思います。その程度のことはやはり、自己責任で買い替えしてもらいたいと思いますけどね。 70を超えればもう自動ブレーキ。だってこの間の東京の事故で八十幾つの方、若いころ立派な職業をされてたんだけどね。あれで全て、もちろん被害者の方はもう本当に気の毒で、もう言葉も出ませんけども、加害者側の家族含めた生活もあれで終わりますよ。加害者側の周辺の人たちの人生も、これももう様変わりですよ、ああいう事故を起こせば。 もちろん被害者が一番気の毒ですよ、もう耐えれないと思う。要はご主人、お父さん、残されて、子供と奥さんが亡くなるわけでしょ。あんなのもう、あそこで被害者の彼の人生っていうのは本当にもう、大きく様変わりしてるんでしょうからね。でも加害者側の周辺の人生も様変わりします、あれは間違いなく。もうそれを、やっぱりそういうこと、そういう意識を70過ぎればそういうことに、そういう人生が大きく変わるんだという、そういう意識を持ってもらいたいと思います。 時事通信:関連ですいません、時事通信、【キシモト00:17:35】と申します。先ほど、補助に関しては否定的な見解を示されていたんですが、規制という部分に関してはいかがでしょうか。 松井:え? 何? 時事通信:規制、例えば70代を過ぎたら自動ブレーキの車でない場合は、認知症のテストを受けていただくとか、そういう規制の方向はいかがでしょうか。 松井:それはもちろんやるべきだと思ってますし。今、70過ぎれば自動車免許切り替えのときには、現役世代よりは厳しい更新基準を大阪府警もやってると思いますけども、70過ぎてからのやはり更新ルールを厳しくしていくというのは、僕はありだと思っております。