家族と旅した楽園は「父が命懸けで戦った国」ベトナムはアメリカ人にとって特別な場所
ベトナム人の視点から歴史を学ぶこと
ベトナムの人々との出会いは本当に楽しかった。彼らの優しさと温かさに心を奪われた。ベトナム人の視点から歴史を学ぶことで、頭の中で点と点がつながっていった。 クイニョンでのある晩、私たちは釣りをするために車でビーチに向かった。運転手のチックは自国の歴史に詳しかった。戦争のことを聞くと、彼はこう言った。「あれはベトナム戦争じゃない。私らはアメリカ戦争と呼んでいる」。彼の返事は興味深く、私の視点を変えてくれた。 フランスによる植民地化の歴史、中国や日本との戦争、第2次大戦中の出来事など、彼は全て教えてくれた。何度も侵略を受け、植民地にされてきた国なのだと。 休暇でベトナムに行くべきかどうか、迷っている人に私は言いたい。迷わずに行くがいい。素敵な国だし、(アメリカ人にとっては)とても特別な場所だから。