7&iHDの買収騒動、イオン株を最高値に押し上げ-改革期待も
7&iHDへの買収提案によって、小売りに限らず経営者は海外から突然の買収提案を受けるリスクを理解したとSOMPOアセットマネジメントの田中英太郎シニア・インベストメント・マネジャーは話す。オーナー系のイオンは「コーポレートガバナンス(企業統治)を含めて特殊な経営。危機感を持って経営しなければならなくなっている」との見方も同氏は示した。
イオン広報グループの佐藤宏一氏は、現状、同社の経営方針について株主の理解を得ているとし、「売り場やサービスなどの経営にも株主の声を生かしており、これを継続することが重要と考えている」とコメントした。
--取材協力:香月夏子.
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Toshiro Hasegawa