3パット激減! 一気に100切りが可能になるロングパットの距離感の養い方 練習グリーンで誰でもできる2つのドリルとは?
ロングパットでは基準に頼らず「想像力」を磨く
グリーンに乗ってからの打数を減らすことは、スコアを削るための大きなポイントです。特にロングパットでの距離感がつかめずに3パットや4パットを重ねてしまうと、100を切るのは難しくなります。今回は、手で投げる練習や素早く打つことによって、距離感を養い、スコアアップにつなげるための方法を、JLPGAティーチングプロの岡本恵氏が紹介します。 【写真】朝の練習グリーンを有効に! これがロングパットの距離感を養う2つの簡単ドリルです
※ ※ ※ アマチュアゴルファーの中には、そもそも10メートルを超えるようなロングパットでどのくらいの振り幅や力加減で打てば良いのか分からない方も少なくありません。ロングパットでは距離感が非常に大切です。パッティングでの振り幅とボールの転がる距離をリンクさせることが理想ですが、10メートル以上のパットでは振り幅と当てる強さのバランスが難しいものです。 ロングパットで重要なのは、基準に頼るのではなく、自分の「想像力」を生かすことです。パッティングの振り幅や力加減を基準で測るのではなく、ボールがどれだけ転がるかをイメージしながらストロークすることで、距離感を自然に身につけることができます。この感覚は数値や基準にとらわれず、場面ごとに柔軟に対応できるので、あらゆる距離に対応できるようになります。
手で転がす練習で想像力を育てる
ロングパットの距離感を養うには「手で転がす」練習が効果的です。この練習では、あらかじめ基準を設けるのではなく、自然なイメージでどこまで転がすかを感じ取ります。例えば、手でボールを転がしたときに、どのくらいの力加減でどの程度の距離まで届くかを体感し、それをパッティングに応用します。 手で転がす際に、力加減をいちいち意識する人は少ないでしょう。それと同じく、パターでも型にとらわれるのではなく、距離感をイメージすることが大切です。こうして投げる感覚を覚えることで、どの振り幅やスピードでストロークしたらどこに届くかがつかめるようになります。基準や型にはめず、状況に応じたイメージで距離感を調整できるようになると、10メートル以上のロングパットでも柔軟に対応できるでしょう。