「草花木果」主軸の“毛穴・ハリケアライン”をリニューアル 毛穴を支える基底膜に着目
“エッセンスローション”(155mL、2970円/レフィルは155mL、2640円)は、素肌にヒアルロン膜を作り出す、瑞々しいのにコクのある化粧水。高せん断技術によって滑らかなヒアルロン酸のヴェールを作り出し、肌のキメを潤いで包む。アラントイン、シャクヤク花エキスを配合し、肌荒れから素肌を守る処方とした。
“マスクジェルC”(90g、3850円)は、生ビタミンC、即効型ビタミンC、高浸透型ビタミンC、持続型ビタミンCに加え、3つの酵素を配合。蓄積した角質をほぐしながら毛穴が開いた肌を引き締める。角層を模倣したスキンフォーミュラが螺旋状に広がって素肌に密着し、キメを整える。
“エンリッチクリームEX”(50g、4620円)は、体温でとろけるメルティングオイルを配合し、滑らかな質感のクリームが肌に溶け込むように馴染む。引き上げながらなじませることでピンとしたハリのある肌に導く、“密着リフト処方”を採用。光を反射するソフトフォーカスフィラーによって、塗った瞬間から毛穴をぼかして滑らかな印象を演出する。
販路のうち95%は直接販売
キナリは2001年に資生堂の子会社として誕生し、ECサイトで「草花木果」の販売をスタート。17年7月にアパレル販売事業などを展開するスクロールの傘下に入った。19年3月に「草花木果」をリブランディングしている。
「草花木果」は“毛穴・ハリケアライン”“美白ライン”“大人のニキビライン”“エイジングケアライン”で構成。中心客層は30~40代で、全体の約70%を占める。化粧水や美容液といったスキンケア商品が好調で、全体の売り上げの約半分をこれらが占める。
販路のうち、直接販売は95%、卸販売は5%を占める。直販サイト、公式楽天市場、公式Amazonサイトが主力の販売チャネルだ。
商品開発の方針は「超える」と明言する山本理史社長。既存品や市場で評価が高いベンチマーク品を超えるテスト結果を叩き出した商品のみを発売している。1~2年後に“美白ライン”のリニューアルも計画する。