アケボノツツジ咲く 和歌山・紀南の山中
和歌山県紀南地方の山の斜面で、アケボノツツジ(ツツジ科)がピンク色の花を咲かせ始めた。 【「移民の父」の母校で咲く ブラジル国花イペー、和歌山・みなべの岩代小の記事はこちら】 日当たりの良い山地に生える落葉低木。紀伊半島と四国に分布する。県のレッドデータブックは、存続基盤が脆弱(ぜいじゃく)な種を示す「準絶滅危惧」に位置づけている。 新宮市熊野川町の山中では、標高900メートル近い尾根沿いに自生。25日は、まだつぼみが多かったが、見頃に近づいた木もあった。
紀伊民報