ラックス退団→キケ・ヘルナンデスがドジャース復帰か「再契約の道が開かれた」担当記者が期待「優勝メンバーが1人去ったあと、1人が戻ってくる可能性が…」
現地1月6日、ロサンゼルス・ドジャースはギャビン・ラックス内野手のシンシナティ・レッズへのトレード移籍を発表した。米誌『Sports Illustrated』でドジャースを担当するヴァレンティーナ・マルティネス記者は、ラックスの退団を受けて“キケ”の愛称で知られるエンリケ・ヘルナンデス内野手との再契約を期待した。 【画像】白シャツ姿、タキシードに、ニット姿まで!ユニホーム姿“じゃない”大谷翔平を厳選してお届け! 「ドジャースがラックスをトレードに出したのは、特別な驚きではない。ドジャースが1月3日に内野のユーティリティー、キム・ヘソンと契約した時、このディールがラックスかクリス・テイラー内野手の退団、FAとなっているE・ヘルナンデス内野手との再契約がなくなるのではないかと憶測が飛び交った」 「とくにファンはE・ヘルナンデスの復帰を望んでいたが、キム・ヘソンの加入によって再契約は疑わしいものとなった。しかし、ラックスの退団で状況が一変した。優勝メンバーが1人去ったあと、1人が戻ってくる可能性がある。E・ヘルナンデスとの再契約の道が開かれたのだ」 現状のドジャースの二遊間は、外野から転向するムーキー・ベッツをはじめ、トミー・エドマン、ミゲル・ロハス、テイラー、新加入のキム・ヘソンと多士済々。エドマンは中堅手のレギュラー候補でもあり、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者はベッツが遊撃手、キム・ヘソンが二塁手に入ると予想し、マルティネス記者と同じく「E・ヘルナンデスとの再契約が現実味を帯びてきた」と報じている。 2015~20年、23~24年にドジャースに在籍したE・ヘルナンデスは、オフ中にテレビ番組に出演。「LAに着いた瞬間から僕を愛し、受け入れてくれたファンの存在は特別なものだ。フィールドに立ってファンの声援を受けるたび、自分が最高の選手なんだと思えてしまう。野球カードの裏にかかれている数字以上に、僕はたぶんいい選手なんだ」とドジャースファンへの愛情を吐露。そのうえでドジャースとの再契約を最優先に考えていると語っていた。 はたしてE・ヘルナンデスはドジャースと再契約を結ぶことができるのだろうか。 構成●THE DIGEST編集部