阪神・青柳晃洋、米大リーグ挑戦へ「認めてもらいました。マイナーでも覚悟しています」 ポスティングシステム利用を球団も容認
阪神・青柳晃洋投手(30)が今オフ、ポスティングシステムを利用して米大リーグに挑戦することが5日、明らかになった。 【写真】阪神・青柳晃洋にとっての〝ベストフレンド〟 帰国のビーズリーお見送りも不思議ではなかったワケ 「今年の春に(球団に)認めてもらいました。今週、球団のトレーナーにも来てもらってメディカルチェックを受けます。ここ2年、成績を残していないがマイナーでも覚悟しています」 青柳は2021年東京五輪で日本代表として出場。侍ジャパンとしては金メダルに輝いたが、自身は2試合で5失点を喫し、世界の壁を知り、闘争心に火がついた。球団にメジャー挑戦の意向を初めて伝え、すぐに認められることはなかったが、22年は最多勝、勝率第1位、最優秀防御率に輝くなど結果を出した。 「球団には毎年(考えを)言っていました」 今季は2年連続で開幕投手を務めたが、2勝3敗、防御率3・69。米大リーグ、カブスでは同学年の今永が入団1年目から15勝3敗、防御率2・91の好成績を挙げたことも刺激になったという。「より思いを強くしました」。ポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦は球団では22年オフにアスレチックスに移籍した藤浪以来3人目となる。大きな故障知らずの変則右腕が海を渡る。