精霊馬のイメージ写真（正之 倉金/stock.adobe.com）

お盆に飾るお供え物の精霊馬。ナスとキュウリで作られ、ご先祖様が現世と行き来するのに乗るとされるお供え物です。 【動画】スタコラサッサ～、走り抜ける「ハイテク精霊馬」 ある中学生が作った精霊馬がXで注目を集めています。投稿したのは、YouTubeに工作やゲーム動画をアップしている男子中学生のようたろう（@YTR_OKS）くんです。ようたろうくんが作った精霊馬は、まさかのモーター付き。自動でスピーディに歩く精霊馬の動画をXに掲載したところ12万ものいいねがつき、大きな話題を呼びました。保護者の方にお話を聞きました。 物心がついた頃から工作に興味を示し、粘土やブロックで遊ぶのが大好きだったというようたろうくん。小学生になってからは漫画やゲームに登場するキャラクターや武器を作るようになり、その動画をYouTubeでアップしはじめました。 「だいたいのパターンは、最初にようたろうが『〇〇を作りたい』と言い出して、親も一緒にアイデアを出す感じです。親は技術や知識をサポートするぐらいにして、基本的に本人が作っています」（親御さん） 今回の精霊馬も工作の一環で作ったものであり、馬とキリンの工作キットの胴体と足部分を使用し、野菜に電池ボックス用の穴を空けて組み合わせることで完成。「以前に作って、元々あったものなので、頭などを外して野菜を乗せただけで制作時間は、あまりかかっていません」。 ようたろうくんの工作には12万ものいいねがつき、ようたろうくん本人も「本当に動く精霊馬が面白いと思って作ってみたら、思っていたよりも、何百万回も見られて、たくさんいいねがついて驚きました！」と大喜び。 親御さんもこの反響を受け、「夏の良い思い出になりました。先祖のおじいちゃんやおばあちゃんも笑ってくれてると思います」。 ようたろうくんが作った精霊馬には「ご先祖さまもこんな楽しく迎えてもらえたら嬉しいよね」「ハイテクお盆！」「謎の中毒性あるw」「うちにもほしい」など絶賛の声が相次いでいます。 （まいどなニュース・門倉 早希）