ミュージカル「ワンス・アポン・ア・マットレス」より。（Photo by Joan Marcus）

8月のアメリカ・ニューヨーク、ブロードウェイには、ミュージカル「ワンス・アポン・ア・マットレス」の新プロダクションがお目見えする。2022年に「イントゥ・ザ・ウッズ」のリバイバルを手がけたリア・デベソネット演出による本作は、往年のミュージカル作品に光を当てるニューヨーク・シティ・センター発の「Encores!」シリーズで人気を博したプロダクション。満を持してのオン進出に、どのような反応があるか注目だ。 【画像】ミュージカル「ワンス・アポン・ア・マットレス」より。（Photo by Joan Marcus）（他1件） ■ ミュージカル「ワンス・アポン・ア・マットレス」 Once Upon a Mattress 2024年8月12日（月）～ ハドソン劇場 脚本：ジェイ・トンプソン、マーシャル・ベアラー、ディーン・フラー 作詞：マーシャル・ベアラー 音楽：メアリー・ロジャース 脚色：エイミー・シャーマン＝パラディーノ 演出：リア・デベソネット 出演：サットン・フォスター、マイケル・ユーリー、ブルックス・アシュマンスカス、ダニエル・ブレーカー、ウィル・チェイス、ニッキ・レニー・ダニエルズ、アナ・ガステヤー、デヴィッド・パトリック・ケリー これはアンデルセン童話「エンドウ豆の上に寝たお姫さま」をアレンジした1959年初演のコメディミュージカル。リチャード・ロジャースの娘メアリー・ロジャースが作曲を手がけ、高校演劇などでも親しまれる同作が、ブロードウェイでは約27年ぶりに上演される。花嫁になるためお堀を泳いで城に入って来る自由なウィニフレッド王女役を演じるのは、「モダン・ミリー」「エニシング・ゴーズ」でトニー賞に輝いたサットン・フォスター。母親にウィニフレッド王女との結婚を阻まれるドーントレス王子役をマイケル・ユーリーが務める。