<辺見えみり>週4日、1日7時間の“会社勤め”で洋服作り 「娘がいるから頑張れる」 ユナイテッドアローズから新ブランド誕生
タレントの辺見えみりさんがディレクターを務めるユナイテッドアローズの新アパレルブランド「conte(コンテ)」がデビューし、このほど青山店(東京都港区)がオープンした。昨年の6月から週4日、午前10時から午後5時までユナイテッドアローズに“出社”し、アイテムのデザインや生地選び、撮影のスタイリング、店舗の選定やデザインまで関わった。「このブランドを独り立ちさせて、長く愛されるブランドにしたい」と語る辺見さんに話を聞いた。 【写真特集】47歳、1児の母・辺見えみり この日はまねできるシンプルなセットアップコーデ! スタートしたブランド「conte」 青山店のフォト、「ほどよいチャレンジができる」アイテムのフォトも 写真を一挙公開
◇まるで会社員! マネジャーなしで出勤の日々
「この1年、このブランドのために週4日、オープン直前に限っては週6日、ユナイテッドアローズさんの会社に通っています。
午前10時に出社して、会議をして、社員の方々といっしょにランチを食べて、また会議をして。午後5時まで働いて、夕飯の買い物をして、家に帰ったら夕食を作るという日々ですね。
たまにテレビ局で芸能人を見ると緊張しますよ」とまるで会社員のような生活を、ちゃめっ気たっぷりに明かした辺見さん。
出社にマネジャーは同行せず、行き帰りの車も自分で運転。商品開発に力を注いだのはもちろん、リーフレットに使う写真は、100体を超える撮影のすべてを自らスタイリングした。骨董(こっとう)通りに面した、築40年を超えるビルの1階にオープンした青山店も、自ら足を運んで選んだという。
「青山は、私もよく買い物に来る場所ですし、ターゲット層の女性もたくさんいらっしゃる場所。このエリアに出店したいと思って、歩いて探して、出合いました。もともと写真館だったところを改装したんです。オーナーさんともお話をさせていただき、長年大切にされているビルだったので、conteもビル全体の雰囲気とつながるようなイメージにしました」
アパレルブランドとのさまざまなコラボをへて、2013年に初めてブランドのディレクターを務めてから11年がたった。ディレクターからの退任や、ブランドの休止も経験しながら、洋服作りは辺見さんの仕事の大きな柱になっている。